具材を一度冷ましてから卵を入れる:試作1000回のリュウジ式カルボナーラ
リュウジのカルボナーラは、ベーコンとニンニクを炒めたあとで一度火を止めてフライパンを冷ましてから卵液を入れる。試作1000回超えの末にたどり着いた工程だ。アーリオオーリオは専用の乳化操作を省き、水350ccで乾麺を直接煮るワンパン方式にしている。
「ナポリタン」をテーマにした3本の記事。材料、作り方、料理の背景から気になる話を選べます。
3 本の記事リュウジのカルボナーラは、ベーコンとニンニクを炒めたあとで一度火を止めてフライパンを冷ましてから卵液を入れる。試作1000回超えの末にたどり着いた工程だ。アーリオオーリオは専用の乳化操作を省き、水350ccで乾麺を直接煮るワンパン方式にしている。
ファビオは麺そのものをフライパンで炒め合わせ、リュウジも麺を焼いて香ばしさを出すが、落合務は火を止めてから和えるだけで麺自体は炒めない。5流派を麺の太さ・ケチャップの扱い・炒め方で比べると、分岐点は「煮詰めて濃くするか、伸ばして軽くするか」に集約される。
横浜ホテルニューグランドの元祖ナポリタンは、生トマト・水煮トマト・トマトペーストで作るトマトソース料理だった。今の喫茶店のケチャップ味と太麺は、ホテルの一皿が人気になった後にセンターグリルなどを経て後から積み重なったものだ。