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れんこんのスパゲッティ
れんこんのスパゲッティ(生成イメージ)

工程の科学

れんこんパスタは切り方と焼き方で食感を選ぶ

薄切り、厚切り、縦切りのれんこんをどうパスタに合わせる? 水さらしから焼き目、麺と和える順番まで、1人分の編集例で考えます。

公開 PASTAFONIA編集部
目次
  1. 薄切り、厚切り、縦切りを麺に合わせる
  2. 水にさらしたら、焼く前に表面を拭く
  3. 1人分:れんこんとにんにくのスパゲッティ
  4. 焦げる、硬い、水っぽい時は順番を戻す

れんこんをパスタに入れるなら、まず選びたいのは薄い輪切りの軽い歯ざわりか、厚い切り身の存在感か。同じ輪切りでも厚さで火の入り方が変わり、縦に切ると別の歯ごたえを楽しめます。焼き目をつけたれんこんを麺に混ぜれば、やわらかいスパゲッティとの対比も作れます。

カゴメの下ごしらえ記事は、切る向き、厚さ、調理時間などで食感が変わると説明しています。以下はその考え方をパスタへ応用した、PASTAFONIA編集部の提案です。食感は個体や加熱でも変わり、分量や時間は実調理で最適化したものではありません。いずれの切り方も、れんこんには火を通します。

穴のある薄い輪切り、厚い輪切り、筋の見える縦切りを比較
れんこんの切り方(自作図解)

薄切り、厚切り、縦切りを麺に合わせる

薄い輪切りは、穴の形が見えて麺の間に散らしやすい切り方。2〜3mm程度を目安に、軽い歯ざわりを残すイメージです。大きなれんこんなら半月にすると、フォークで麺と一緒に取りやすくなります。薄さをそろえ、火が入りすぎないよう早めに様子を見ます。

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厚い輪切り・半月切りは、具を主役にしたい時に。7〜8mm程度なら一枚ずつの存在感が出ます。薄切りより火が通るまで時間がかかるため、焦げそうなら火を弱め、必要に応じて少量の水を加えてふたをし、中まで加熱します。やわらかさは厚さと調理時間で変わります。

縦切りは、れんこんの長い方向に沿って切る方法。穴が筋のように見え、麺に沿わせて盛りつけられます。カゴメは厚めの縦切りを歯ごたえが残る切り方として紹介しています。パスタでは棒が長すぎると食べにくいので、長さ4〜5cm、厚さ5mm程度を目安にします。

切り方合わせ方の一例気をつけること
薄い輪切りオイルと麺に散らす厚さをそろえて火を見守る
厚い半月切り一枚ずつ具として見せる中まで加熱する時間を取る
縦切り麺に沿わせて歯ごたえを出す長すぎず食べやすく切る

薄切りが必ずシャキシャキ、厚切りが必ずホクホクになるわけではありません。カゴメの比較でも切り方とともに調理法が異なります。まず一種類にそろえて作り、次に別の切り方を試すと、好みをつかみやすくなります。

水を張った容器のれんこんからペーパーで水気を拭く順序
水さらしと水気(自作図解)

水にさらしたら、焼く前に表面を拭く

れんこんは洗って泥を落とし、皮を薄くむいて切ります。キッコーマンは切った後に5〜10分ほど水にさらす方法を紹介し、酢水を使うレシピもあるものの水だけでもよいと案内しています。このパスタでは水で十分。酢水を必須にせず、色や料理の好みに応じて選びます。

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水から上げたらざるで切り、清潔なペーパーで表面の水気を拭きます。水がたくさん残ったまま油に入れると油がはねやすく、鍋底に水がたまると焼き目を見ながら進めにくくなります。穴の中まで力いっぱい拭こうとせず、表面を押さえるように。濡れたまま熱い油へ一度に入れないことが大切です。

フライパンに油を広げ、れんこんを重ならないよう並べます。全部が入らなければ二回に分けるか、大きい鍋を使います。最初から混ぜ続けず、片面を見てから返すと焼き色を確認しやすい。厚さや鍋によって火の通りが違うので、時間だけで決めずに調整します。

重ねずに焼いたれんこんを、麺と合わせる順序
焼いて麺と合わせる(自作図解)

1人分:れんこんとにんにくのスパゲッティ

乾麺スパゲッティ100g、れんこん100g、にんにく1/2片、オリーブ油小さじ2、しょうゆ小さじ1、黒胡椒少々。ゆで汁は大さじ2から用意し、必要に応じて足します。塩は麺をゆでる水に適量。薄い半月切りを使う、編集部の一例です。

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  1. れんこんを洗い、皮を薄くむいて2〜3mmの半月切りにする。水に5〜10分さらし、ざるに上げて表面の水気を拭く。にんにくは薄切りにする。
  2. 別鍋でスパゲッティを袋の表示に従ってゆで始める。仕上げで少し和える分を考え、表示時間を目安に状態を見る。ゆで汁を少し取っておく。
  3. フライパンに油を広げ、れんこんを重ならないよう並べて中火で焼く。片面に色がついたら返し、火を調整しながら全体に火を通す。色だけで加熱の完了を決めず、厚いものは必要なら加熱を続ける。
  4. れんこんを一度皿に取り、鍋の火を弱めてにんにくを加える。香りが出たらゆで汁大さじ2と麺を加え、鍋をゆすりながら和える。
  5. れんこんを戻し、しょうゆを加えて全体にからめる。水分が足りなければゆで汁を少しずつ追加し、黒胡椒を振る。味見をして必要なら塩を調整する。

れんこんを一度取り出すのは、にんにくと麺の仕上げをしている間に焼きすぎないため。ゆで汁は一度に多く入れず、麺が動き、鍋底に少し液が残る程度から調整します。しょうゆの量も製品によって塩味が異なるため、最後に味を見ます。

焦げそうなら火を弱め、硬ければ加熱し、水が多ければ鍋に残す
焼き加減と水分の対処(自作図解)

焦げる、硬い、水っぽい時は順番を戻す

焼き色だけ先についた。 火を弱め、厚いものは少量の水を加えてふたをし、さらに加熱します。焦げたにんにくは苦くなりやすいので、れんこんの後に入れると管理しやすくなります。次回は厚さをそろえ、火を少し弱めて始めます。

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れんこんが硬すぎる。 麺だけを長く煮込まず、れんこんを別に取り出して加熱を続けます。厚切りや縦切りは薄切りより時間がかかることがあります。食べやすい硬さまで火を通し、次回は薄く切るか、麺より先に取りかかります。

鍋底が水っぽい。 麺と具を先に皿に移し、余分な液を鍋に残します。次はれんこんの表面を拭き、ゆで汁を少量から加えてください。塩やしょうゆを増やして水分を隠すと、液が減った時に味が濃くなりがちです。

同じ根菜でも、里芋パスタは一部をつぶしてとろみを選ぶ話。れんこんは形を残し、切り方と焼き方で歯ざわりを選びます。きのこも加える日は、きのこパスタの水分の扱いも参考に、具ごとに水分と火入れを見てください。

この皿を作る

出典

  1. キッコーマン「れんこんの下処理」
  2. カゴメ「れんこんの下ごしらえ」

れんこんスパゲッティ切り方下ごしらえ焼き方

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