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ペンネ・アラビアータ

ローマ・ラツィオ · No.09 / 103

ペンネ・アラビアータ

Penne all'arrabbiata, 7 ways

にんにく・唐辛子・トマトだけの『怒りんぼう』ソース。誕生年代には諸説あり(料理人ジョヴァンニ・コルテッレージが1900年代初頭にローマの店でスパゲッティとして出していたという説、アーダ・ボーニ『Il talismano della felicità』への収録〈伊語版Wikipediaは1927年版・RomaTodayは1929年版と表記〉、1950年の『Il cucchiaio d'argento』への掲載が併記される)。唐辛子を生か乾燥か・にんにくを丸ごと残すか刻むか・チーズを入れるか入れないかで流派が分かれる。

作り手のレシピから選ぶ

各カードは元動画またはレシピ記事へつながります。流派をそのままビルダーに入れることもできます

にんにく丸ごと・素材3つの公式定番

  • にんにくは潰さず丸ごと1片入れて香りだけを移し、仕上げ前に必ず取り除く
  • 乾燥唐辛子(小)3本を砕いて使う(フレークを買わない)
  • 基本の材料はトマト・にんにく・唐辛子・パセリだけ。チーズはTipsの任意提案にとどまる
  • ソースは蓋をして12分煮込み、水分を飛ばしてからパスタと合わせる
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本人の発言
  • Deep-red color and those bold, spicy aromas make Penne all'arrabbiata stand out right away—definitely a family favorite for anyone who loves a little excitement with their pasta night. 出典

参照: [1]

にんにくを水で焦がさず炒める、パセリ二段仕立て

  • にんにくを潰した状態で炒める際、油だけでなく少量の水を加えて焦げを防ぐ
  • 茹で湯は5Lに岩塩大さじ1というレシピ内で明記された分量
  • パセリをソースの煮込み段階と仕上げの2回に分けて使う
  • ペコリーノは『お好みで』の任意仕上げと明言される
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本人の発言
  • The name of this dish translates to "angry", to further emphasize the spicy flavor profile. 出典

参照: [1]

生唐辛子・カラブリア推奨、チーズなしの正統派

  • 唐辛子は乾燥ではなく生を使用、カラブリア産唐辛子が理想でタイ唐辛子を代替候補に挙げる
  • にんにくは潰さず丸ごと入れ、仕上げ前に必ず取り除く
  • パスタは表示より2〜3分早く引き上げてソースの中で仕上げる
  • 材料表にチーズが無く、トッピングは任意の刻みパセリだけ
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本人の発言
  • When we don't have fresh Calabrian peppers on hand, we find that Thai peppers work well for adding neutral heat to the sauce. 出典

参照: [1]

レシピ記事が出典(動画なし)

小鍋の濃い茹で汁とパルミジャーノで仕上げる時短版

  • あえて小さめの鍋でパスタを茹で、でんぷん濃度の高い茹で汁を作る
  • 唐辛子は乾燥のクラッシュドレッドペッパーが基本で『我慢できる限界まで』入れる(注記で生の赤唐辛子への置換も可とする)
  • にんにくは取り除く指示がなく、クラッシュしたまま最後まで残る
  • ペコリーノではなくパルメザンを使い、追いオイルも仕上げに加える
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本人の発言
  • That's really the main thing to know about arrabbiata, because otherwise it's a dead-simple sauce—tomato sauce, made spicy enough to deserve its "angry" name. 出典

参照: [1]

鷹の爪を水に浸けて旨味を抽出、ベーコン・玉ねぎ入りの家庭版

  • 鷹の爪を種ごと刻んで20分水に浸し、辛味と旨味を最大限引き出す下処理
  • 浸けた唐辛子の水を捨てずにソースの煮詰めに使う
  • 本来入れないベーコンと玉ねぎ、コンソメで洋風の旨味を加える家庭向けアレンジ
  • チーズを使わず、コンソメで塩気とコクを設計する
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本人の発言
  • 本当に辛くてウマいアラビアータを作りたいなら絶対にこれやってください。唐辛子の旨味を最大限に活かした【至高のアラビアータ】 出典

参照: [1] [2]

レシピ記事が出典(動画なし)

にんにくを爪楊枝の通り具合で見極める、火加減一本の技術派

  • にんにくは横に4つ割りにして芯を除き、油をかぶせた状態で『ようじがスッと通る』まで低温で火を入れる
  • 唐辛子は種を除いてから加え、香りだけを15〜20秒で短く移す
  • トマトを約2/3量まで煮詰めて水分を飛ばし、とろみを出してから和える
  • イタリアンパセリを油に一つまみ・仕上げに残りと2回に分けて使う
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本人の発言
  • にんにく全体にオリーブ油がかぶる状態で、焦がさないように火を通す。ようじがスッと通ればOK。 出典

参照: [1]

強火で油はねさせトマトの糖を焦がす、母仕込みの一皿

  • 完熟トマトを油がはねるほどの火力で炒め、糖をキャラメル化させるのが唯一のコツと明言
  • パスタは溝なしタイプのペンネ・リッシェを使用
  • 赤・黄2色の完熟トマトを混ぜて使う
  • 生の唐辛子を1年中フレッシュに保つ裏技を紹介(詳細は動画本編、概要欄に記載なし)
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本人の発言
  • Pasta all'arrabbiata come la ricordo io, come la fa mia madre. Un pò unta. Aglio buono, pomodori pelati di qualità... Tanti schizza da farvi rinchiudere..! Solo così il zucchero del pomodoro si caramellizza! 出典

参照: [1]

11軸で横断比較

数値は各動画・レシピ記事の表現をそのまま転記

AXIS GialloZafferano Vincenzo's Plate Pasta Grammar Serious Eats(Daniel Gritzer) リュウジ TO 落合務 Max Mariola
麺・分量・茹で ペンネ・リガーテ0.75lb(320g・4人分)ペンネ300g、5Lの湯に岩塩大さじ1で表示どおり茹でるペンネ・リガーテ12oz(340g)、表示より2〜3分早く引き上げるペンネ1lb(450g)、表示より約1分早く引き上げる。Servings 6 servings/Yield Serves 4 と併記ペンネ100g(1人分)、表示9分のところ1分早くソースへペンネ160g(2人分)、表示時間より30秒短くゆでるペンネ・リッシェ(penne lisce=溝なし、@pastaliguori)約250g(2人分)
茹で湯の塩 「塩は好みで」とのみ記載、分量なし岩塩大さじ1(5Lの湯に対して)茹で湯はたっぷりめの塩(generously)コーシャーソルト(分量は好みで)茹で湯に塩小さじ1、仕上げにも塩少々で微調整茹で湯は塩1.5〜2%(水1Lに塩15〜20g)原典に記載なし
トマトの種類・下処理 水気を切ったホールトマト0.75lb(380g)、ボウルでフォークで潰す缶詰の皮むきトマト2缶、手かポテトマッシャーで潰すホールトマト缶14oz(400g)、フォークで潰すホールトマト缶28oz(794g)を手で潰すホールトマト缶1/2缶トマトの水煮(缶詰)340gを手で潰し、堅い芯があれば除く完熟トマト缶(赤・黄混合、@icontadini)500g。油がはねるほどの火力で炒めて糖をキャラメル化させる(火加減の語は原典になし)
オリーブオイルの量 エキストラバージンオリーブオイル少量(分量記載なし)たっぷりのエキストラバージンオリーブオイル(分量記載なし)エキストラバージンオリーブオイル大さじ3エキストラバージンオリーブオイル大さじ3、仕上げにも追加可オリーブオイル大さじ1(炒め用)+仕上げ用小さじ2エキストラバージンオリーブオイル大さじ2+1/2記載なし(『ちょっと脂っこい(un po' unta)』とのみ言及)
ニンニクの扱い(形状・タイミング) にんにく1片を丸ごと入れ、仕上げ前に取り除くにんにく3片を潰し、水を少量足しながら焦がさず炒めるにんにく1片を丸ごと入れ、仕上げ前に取り除くにんにく1片をクラッシュし、取り除かずそのまま炒めたまま使うにんにく2片を粗みじん切りにんにく3かけを横に4つ割りにして芯を除き、油に浸けたままようじが通るまでじっくり加熱『良いにんにく(aglio buono)』とのみ言及、量・切り方は記載なし
唐辛子(種類・量・下処理) 乾燥唐辛子(小)3本を砕いて使用唐辛子は好みの量、細かく刻み、辛さを抑えたい場合は種を除く生の唐辛子2本をみじん切り(カラブリア産推奨、なければタイ唐辛子で代替)クラッシュドレッドペッパーを『我慢できる限界まで』(注記で生の赤唐辛子みじん切りへの置き換えも可)鷹の爪3本を種ごと刻み、あらかじめ20分水に浸けて辛味と旨味を引き出す。浸け水も捨てずにソースへ使う赤とうがらし2本を半分に切り種を除いてから加え、15〜20秒転がす程度材料欄の表記は『Peperoncino fresco cono secco』で生/乾燥の判別が付かない。概要欄では生の唐辛子を1年中フレッシュに保つコツを本編で紹介するとある
ソースを煮詰める時間 蓋をして約12分(火加減の記載なし)潰したトマト投入後5分、さらに潰してから煮込みを継続(火加減の記載なし)パスタを茹でている間ずっと、弱めの中火で煮詰め続ける軽い煮立ちを保つだけの短時間唐辛子の浸け水を加えて煮詰める強めの中火→中火でフライパンを揺すりながら約2/3量に煮詰める原典に記載なし
仕上げの和え方・パスタ水の使い方 茹で上げたペンネをソースに直接加え、必要ならゆで汁を足して1分加熱マグ1杯分の茹で汁を確保し、数さじをパスタと合わせてよく絡める茹で汁を足しながらパスタをソースの中でアルデンテまで仕上げるあえて小さめの鍋で濃い茹で汁を作り、1/4カップずつ加えながら強めに煮立てて仕上げる茹で上がる1分前のペンネをソースに直接絡めて仕上げるゆで汁は使わず、湯切りしたペンネをソースに直接和える原典に記載なし
チーズの有無 基本の材料には無し。Tips欄で「各皿にペコリーノ・ロマーノを散らす」提案ありペコリーノ・ロマーノは仕上げに任意で(必須ではない)材料に記載なし細かくすりおろしたパルメザン2oz(60g)、火から下ろしてから加える使用なし(かわりにコンソメ小さじ1で洋風の旨味を補う)使用なし原典に記載なし
仕上げ(パセリ・追いオイル) 刻みパセリのみ。追いオイルなし、チーズはTipsの任意提案刻みパセリとペコリーノを飾る刻みパセリ(任意)を散らして完成パセリと好みで追いオリーブオイルを加え、取り分け用チーズを添える塩とオリーブオイルで味を整え、好みで乾燥パセリイタリアンパセリを香り出しと仕上げの2段階に分けて使う新鮮なパセリをたっぷり使用(分量記載なし)
所要時間 準備15分・調理25分(4人分)原典に記載なし(本文・レシピカードとも総時間表記なし)調理20〜30分、3〜4人分準備5分・調理20分・合計25分所要時間45分(TubeRecipe書き起こしの表記。本人サイトに時間の記載はない)調理時間15分(原典表記)原典に記載なし
出典の確認 出典確認済出典確認済出典確認済出典確認済一部未確認出典確認済一部未確認
GialloZafferano にんにく丸ごと・素材3つの公式定番
麺・分量・茹で
ペンネ・リガーテ0.75lb(320g・4人分)
茹で湯の塩
「塩は好みで」とのみ記載、分量なし
トマトの種類・下処理
水気を切ったホールトマト0.75lb(380g)、ボウルでフォークで潰す
オリーブオイルの量
エキストラバージンオリーブオイル少量(分量記載なし)
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく1片を丸ごと入れ、仕上げ前に取り除く
唐辛子(種類・量・下処理)
乾燥唐辛子(小)3本を砕いて使用
ソースを煮詰める時間
蓋をして約12分(火加減の記載なし)
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
茹で上げたペンネをソースに直接加え、必要ならゆで汁を足して1分加熱
チーズの有無
基本の材料には無し。Tips欄で「各皿にペコリーノ・ロマーノを散らす」提案あり
仕上げ(パセリ・追いオイル)
刻みパセリのみ。追いオイルなし、チーズはTipsの任意提案
所要時間
準備15分・調理25分(4人分)
出典
出典確認済
Vincenzo's Plate にんにくを水で焦がさず炒める、パセリ二段仕立て
麺・分量・茹で
ペンネ300g、5Lの湯に岩塩大さじ1で表示どおり茹でる
茹で湯の塩
岩塩大さじ1(5Lの湯に対して)
トマトの種類・下処理
缶詰の皮むきトマト2缶、手かポテトマッシャーで潰す
オリーブオイルの量
たっぷりのエキストラバージンオリーブオイル(分量記載なし)
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく3片を潰し、水を少量足しながら焦がさず炒める
唐辛子(種類・量・下処理)
唐辛子は好みの量、細かく刻み、辛さを抑えたい場合は種を除く
ソースを煮詰める時間
潰したトマト投入後5分、さらに潰してから煮込みを継続(火加減の記載なし)
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
マグ1杯分の茹で汁を確保し、数さじをパスタと合わせてよく絡める
チーズの有無
ペコリーノ・ロマーノは仕上げに任意で(必須ではない)
仕上げ(パセリ・追いオイル)
刻みパセリとペコリーノを飾る
所要時間
原典に記載なし(本文・レシピカードとも総時間表記なし)
出典
出典確認済
Pasta Grammar 生唐辛子・カラブリア推奨、チーズなしの正統派
麺・分量・茹で
ペンネ・リガーテ12oz(340g)、表示より2〜3分早く引き上げる
茹で湯の塩
茹で湯はたっぷりめの塩(generously)
トマトの種類・下処理
ホールトマト缶14oz(400g)、フォークで潰す
オリーブオイルの量
エキストラバージンオリーブオイル大さじ3
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく1片を丸ごと入れ、仕上げ前に取り除く
唐辛子(種類・量・下処理)
生の唐辛子2本をみじん切り(カラブリア産推奨、なければタイ唐辛子で代替)
ソースを煮詰める時間
パスタを茹でている間ずっと、弱めの中火で煮詰め続ける
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
茹で汁を足しながらパスタをソースの中でアルデンテまで仕上げる
チーズの有無
材料に記載なし
仕上げ(パセリ・追いオイル)
刻みパセリ(任意)を散らして完成
所要時間
調理20〜30分、3〜4人分
出典
出典確認済
Serious Eats(Daniel Gritzer) 小鍋の濃い茹で汁とパルミジャーノで仕上げる時短版
麺・分量・茹で
ペンネ1lb(450g)、表示より約1分早く引き上げる。Servings 6 servings/Yield Serves 4 と併記
茹で湯の塩
コーシャーソルト(分量は好みで)
トマトの種類・下処理
ホールトマト缶28oz(794g)を手で潰す
オリーブオイルの量
エキストラバージンオリーブオイル大さじ3、仕上げにも追加可
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく1片をクラッシュし、取り除かずそのまま炒めたまま使う
唐辛子(種類・量・下処理)
クラッシュドレッドペッパーを『我慢できる限界まで』(注記で生の赤唐辛子みじん切りへの置き換えも可)
ソースを煮詰める時間
軽い煮立ちを保つだけの短時間
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
あえて小さめの鍋で濃い茹で汁を作り、1/4カップずつ加えながら強めに煮立てて仕上げる
チーズの有無
細かくすりおろしたパルメザン2oz(60g)、火から下ろしてから加える
仕上げ(パセリ・追いオイル)
パセリと好みで追いオリーブオイルを加え、取り分け用チーズを添える
所要時間
準備5分・調理20分・合計25分
出典
出典確認済
リュウジ 鷹の爪を水に浸けて旨味を抽出、ベーコン・玉ねぎ入りの家庭版
麺・分量・茹で
ペンネ100g(1人分)、表示9分のところ1分早くソースへ
茹で湯の塩
茹で湯に塩小さじ1、仕上げにも塩少々で微調整
トマトの種類・下処理
ホールトマト缶1/2缶
オリーブオイルの量
オリーブオイル大さじ1(炒め用)+仕上げ用小さじ2
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく2片を粗みじん切り
唐辛子(種類・量・下処理)
鷹の爪3本を種ごと刻み、あらかじめ20分水に浸けて辛味と旨味を引き出す。浸け水も捨てずにソースへ使う
ソースを煮詰める時間
唐辛子の浸け水を加えて煮詰める
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
茹で上がる1分前のペンネをソースに直接絡めて仕上げる
チーズの有無
使用なし(かわりにコンソメ小さじ1で洋風の旨味を補う)
仕上げ(パセリ・追いオイル)
塩とオリーブオイルで味を整え、好みで乾燥パセリ
所要時間
所要時間45分(TubeRecipe書き起こしの表記。本人サイトに時間の記載はない)
出典
一部未確認
TO 落合務 にんにくを爪楊枝の通り具合で見極める、火加減一本の技術派
麺・分量・茹で
ペンネ160g(2人分)、表示時間より30秒短くゆでる
茹で湯の塩
茹で湯は塩1.5〜2%(水1Lに塩15〜20g)
トマトの種類・下処理
トマトの水煮(缶詰)340gを手で潰し、堅い芯があれば除く
オリーブオイルの量
エキストラバージンオリーブオイル大さじ2+1/2
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
にんにく3かけを横に4つ割りにして芯を除き、油に浸けたままようじが通るまでじっくり加熱
唐辛子(種類・量・下処理)
赤とうがらし2本を半分に切り種を除いてから加え、15〜20秒転がす程度
ソースを煮詰める時間
強めの中火→中火でフライパンを揺すりながら約2/3量に煮詰める
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
ゆで汁は使わず、湯切りしたペンネをソースに直接和える
チーズの有無
使用なし
仕上げ(パセリ・追いオイル)
イタリアンパセリを香り出しと仕上げの2段階に分けて使う
所要時間
調理時間15分(原典表記)
出典
出典確認済
Max Mariola 強火で油はねさせトマトの糖を焦がす、母仕込みの一皿
麺・分量・茹で
ペンネ・リッシェ(penne lisce=溝なし、@pastaliguori)約250g(2人分)
茹で湯の塩
原典に記載なし
トマトの種類・下処理
完熟トマト缶(赤・黄混合、@icontadini)500g。油がはねるほどの火力で炒めて糖をキャラメル化させる(火加減の語は原典になし)
オリーブオイルの量
記載なし(『ちょっと脂っこい(un po' unta)』とのみ言及)
ニンニクの扱い(形状・タイミング)
『良いにんにく(aglio buono)』とのみ言及、量・切り方は記載なし
唐辛子(種類・量・下処理)
材料欄の表記は『Peperoncino fresco cono secco』で生/乾燥の判別が付かない。概要欄では生の唐辛子を1年中フレッシュに保つコツを本編で紹介するとある
ソースを煮詰める時間
原典に記載なし
仕上げの和え方・パスタ水の使い方
原典に記載なし
チーズの有無
原典に記載なし
仕上げ(パセリ・追いオイル)
新鮮なパセリをたっぷり使用(分量記載なし)
所要時間
原典に記載なし
出典
一部未確認

工程を組み替えてみる(任意)

URLに選択が残るので、そのまま共有できます

1 麺と茹で 麺の銘柄・太さ・塩分・湯量・茹で時間
2 ベース 油脂・主素材の扱い(脂を出す・香りを出す)
3 ソースと乳化 和える場所・火加減・茹で汁の量
4 仕上げ チーズ・胡椒・追い油・盛り付け

流派マップ:どこで温度を作るか

ペンネ・アラビアータの分岐点は乳化と加熱の方式

直火で和える

フライパンを火にかけたまま手で温度を作る。速いが、手の感覚が要る。

間接熱で温度管理

湯煎・蒸気・二重鍋・ハンドミキサー。再現性が高い代わりに一手間。

  • 該当する流派なし

火を止めて余熱で

火を切ってから、あるいはボウルで麺の熱だけで乳化させる。失敗しにくい。

  • 該当する流派なし
所要時間5流派の実値。同じ値は縦に重ねています
0.2分12.6分25.0分37.4分49.8分Serious Eats(Daniel Gritzer): 準備5分・調理20分・合計25分SEGialloZafferano: 準備15分・調理25分(4人分)G落合務: 調理時間15分(原典表記)TOPasta Grammar: 調理20〜30分、3〜4人分ESリュウジ: 所要時間45分(TubeRecipe書き起こしの表記。本人サイトに時間の記載はない)R

この後に出す一皿

イタリアの献立では primo(パスタ)の後に secondo(主菜)が来ます

ナポリ・カンパーニア 35 min

アクアパッツァ

Pesce all'acqua pazza

白身魚をにんにく・ミニトマト・水でさっと煮る、南イタリア沿岸の漁師料理。冷蔵設備のない船上で、漁師が塩の代わりに海水を使って獲れたての魚を煮たのが始まりとされる。陸で海水と真水を混ぜて再現すると塩辛くなりがちで、ナポリで塩が多いことを「te fa ascì pazz(気が狂う)」と言うことから「気の狂った水」の名がついたと説明される。1950〜60年代に俳優トトが好んで注文したことで各地の店に広まった。

合うパスタ:スパゲッティー・プッタネスカ / レモンのリングイネ / リングイネ・アッロ・スコリオ

発祥地とされるポンツァ島はラツィオ州に属する。同じ州のにんにくと唐辛子だけの軽いプリモを先に置けば、素材が重ならないまま魚のセコンドに続けられる。

ナポリ・カンパーニア 75 min

ポルペッテ・アル・スーゴ

Polpette al sugo

牛豚合い挽き肉に松の実とレーズンを包み込んで丸め、小麦粉をまぶして揚げてからトマトソースで煮込むナポリの家庭料理。松の実とレーズンを忍ばせるのがナポリ版の特徴で、肉を煮込んだソースはそのままパスタの和え衣にも使われる。

合うパスタ:ナポリ風ラグーのジーティ / ジーティ・アラ・ジェノヴェーゼ(ナポリ風) / スパゲッティー・プッタネスカ

唐辛子の効いた軽いトマトソースのプリモを先に置くことで、こってりした揚げ肉団子のセコンドへ段階的に重さを上げていける。

この皿で使う道具と食材

調理に使う道具と、この皿に合う食材の購入候補です。

ペンネ・アラビアータの蘊蓄

食材

乾燥は8〜10日から2〜3時間になった:デュラム小麦とブロンズダイスと、乾麺の100年

イタリアの法律は「pasta di semola di grano duro」の名乗りを、デュラム小麦のセモリナと水だけに限る。グラニャーノIGPは乾燥を40〜85°C・4〜60時間で縛る。日本のJASは7,840kPa以上で押し出せと書く。番手・ダイス・乾燥温度という3つの変数が、皿の上でソースが絡むかどうかを決めている。

食材

日本の規格に「エキストラバージン」という等級は存在しない

IOCは遊離酸度0.8%以下と官能パネルでエキストラバージンを定義する。一方、日本のJAS 0523:2024にあるのは「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2区分だけだ。発煙点をめぐる誤解、喉を刺すオレオカンタール、品種が決める辛味の幅、そして乳化。本稿で比較する既存30皿のうち22皿に入っている油を、規格・科学・レシピの三方向から追う。

食材

イタリアにトマトが着いてから、パスタに乗るまで242年かかった

記録に残る最古のイタリアのトマトは1548年10月31日、フィレンツェ郊外の農園からピサのコジモ1世へ届いた籠。パスタとトマトソースが同じ皿に載った最初の記録は1790年。マルコ・ポーロの麺は1929年にアメリカの業界誌が作った話で、サンマルツァーノは2011年時点で米国市場の推定95%が非正規品。トマトという素材を、出典の残っている事実だけで縦に貫く。