ひと皿から、少し遠くへ。Recipes, people & good things.

日本のシェフ

小倉知巳

Tomomi Ogura

ロジカル・プロ基準 「なぜそうするのか」を理屈で説明する指導型。ミシュラン一つ星を2017年から6年連続で獲得した店のロジックを、vol.形式で体系的に配信する。

小倉知巳のイタリアンプロ養成講座 · 約25万人(2026-09-05時点)

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タリアテッレ・アラ・ボロネーゼ一つ星イタリアン店の白いボロネーゼ「ラグー・ビアンコ」【イタリアンプロ養成講座 vol.92】

トンナレッリ・カチョ・エ・ペペミシュラン1つ星イタリアン店の「カーチョエぺぺ」【#イタリアンプロ養成講座 vol.13】

スパゲッティー・カルボナーラミシュラン1つ星イタリアン店の「そら豆のカルボナーラ」【イタリアンプロ養成講座 vol.26】

明太子のスパゲッティーミシュラン1つ星イタリアン店の「明太子のスパゲティ」【イタリアンプロ養成講座 vol.24】

スパゲッティー・ナポリタンイタリアンシェフが教える子どもも一緒に楽しめる「フジッリで作るナポリタン」【イタリアンプロ養成講座 vol.114】

烏賊墨のスパゲッティーイタリアンシェフが教える「イカスミとうるいのスパゲッティー」【イタリアンプロ養成講座 vol.115】

この人の技法の特徴

  • 感覚でなく理屈で調理過程を説明する指導スタイル
  • vol.形式で体系的・継続的に配信(2026年9月時点でvol.150超)
  • カルボナーラを季節食材(そら豆・ヤングコーン・ホワイトアスパラガス等)で展開する
  • プロ志望者向けの分量・段取りを家庭の器具に落とし込んで示す

この人のレシピから作る

8皿

小倉知巳が紹介・使用する道具と食材

まとめて買い物メモに溜められます

紐付けの根拠は各カードの紹介・使用情報と、本人の動画・発信です。「出典未確認」のものは編集部の推定を含みます。本人の推薦・提携ではありません。

小倉知巳の蘊蓄

食材

モッツァレラは0mg、48ヶ月のパルミジャーノは2220mg

ペコリーノ・ロマーノDOPは羊乳100%でおろし用は最短8ヶ月、パルミジャーノ・レッジャーノDOPは牛の生乳で最短12ヶ月。産地も熟成も法律で決まっているのに、日本の棚に並ぶ「パルメザンチーズ」にはその縛りがない。乳の種類・熟成の長さ・粒の細かさという3つの軸から、サイト内の全レシピを貫くチーズの使い分けを追う。

食材

なぜ材料表にオリーブオイルが2回出てくるのか

リュウジの至高のアーリオオーリオは、材料表のオリーブオイルを1本目と「仕上げの際に追加で」の2本に分けて、同じ大さじ1ずつを2回書いている。加熱するかしないかで役割が変わるからだと考えられる。仕上げ用の選び方を整理する。

食材

日本の規格に「エキストラバージン」という等級は存在しない

IOCは遊離酸度0.8%以下と官能パネルでエキストラバージンを定義する。一方、日本のJAS 0523:2024にあるのは「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2区分だけだ。発煙点をめぐる誤解、喉を刺すオレオカンタール、品種が決める辛味の幅、そして乳化。本稿で比較する既存30皿のうち22皿に入っている油を、規格・科学・レシピの三方向から追う。

横断比較

おろしチーズは17gから50g:ローマ3皿を貫く3つの軸

カチョエペペのおろしチーズは麺100gあたり17gから50gまで、流派で3倍近く違う(ファビオ版はこれとは別にクリームチーズ50gを加えるため総量では最多)。カルボナーラ・アマトリチャーナと材料は別物でも、チーズの量・豚の脂・乳化の起点という同じ3軸で分岐しているだけだ。

道具

約65℃で止める:スケールと温度計の話

麺を目分量で計ると1人前あたり数g〜十数gぶれる(編集部の目安)。卵液は約65℃(ファビオの指定値)を超えて上げすぎると分離してスクランブルエッグに近づく。この2つの数値を家庭で再現するための、スケールと温度計の選び方。

食材

イタリアにトマトが着いてから、パスタに乗るまで242年かかった

記録に残る最古のイタリアのトマトは1548年10月31日、フィレンツェ郊外の農園からピサのコジモ1世へ届いた籠。パスタとトマトソースが同じ皿に載った最初の記録は1790年。マルコ・ポーロの麺は1929年にアメリカの業界誌が作った話で、サンマルツァーノは2011年時点で米国市場の推定95%が非正規品。トマトという素材を、出典の残っている事実だけで縦に貫く。

道具

茹で汁を運ぶか、運ばないか:トングとパスタサーバー

麺を鍋からフライパンへ移す道具は2択。茹で汁をどれだけ連れてくるかで仕上がりが変わる、というのは編集部の見立てで、出典で検証された関係ではない。リュウジのように茹で汁を大さじ2と別に計量する流派では、道具の違いは小さいと考えられる。

横断比較

リュウジのボンゴレには昆布茶が入る

リュウジのボンゴレビアンコには昆布茶小さじ1/2が入る。7流派のボンゴレをあさりの開け方と乳化で比べると、分岐点は「貝の汁を麺に吸わせるか、茹で汁と合わせて乳化させるか」に集約される。

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