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日本のシェフ

ファビオ

Fabio

プロ技法の家庭翻訳 ファインダイニングで培った技術を家庭向けに翻訳して解説する。カルボナーラは3種類の食べ比べのように、理論を比較する企画で扱う。

ファビオ飯 /イタリア料理人の世界 · 約134万人(2026-09-05時点)

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この人の技法の特徴

  • 同一料理を複数パターンで作り分けて食べ比べる比較企画
  • 生クリームを使わず卵とチーズで乳化させる本場式
  • 高級店の技術をワンパン等の簡易調理に置き換えて提示
  • 同じ材料で失敗要因(卵の凝固・乳化の崩れ)を検証する回を持つ

この人のパスタから選ぶ

27皿

ファビオが紹介・使用する道具と食材

まとめて買い物メモに溜められます

紐付けの根拠は各カードの紹介・使用情報と、本人の動画・発信です。「出典未確認」のものは編集部の推定を含みます。本人の推薦・提携ではありません。

ファビオの蘊蓄

食材

日本の規格に「エキストラバージン」という等級は存在しない

IOCは遊離酸度0.8%以下と官能パネルでエキストラバージンを定義する。一方、日本のJAS 0523:2024にあるのは「オリーブ油」と「精製オリーブ油」の2区分だけだ。発煙点をめぐる誤解、喉を刺すオレオカンタール、品種が決める辛味の幅、そして乳化。本稿で比較する既存30皿のうち22皿に入っている油を、規格・科学・レシピの三方向から追う。

食材

なぜ材料表にオリーブオイルが2回出てくるのか

リュウジの至高のアーリオオーリオは、材料表のオリーブオイルを1本目と「仕上げの際に追加で」の2本に分けて、同じ大さじ1ずつを2回書いている。加熱するかしないかで役割が変わるからだと考えられる。仕上げ用の選び方を整理する。

食材

モッツァレラは0mg、48ヶ月のパルミジャーノは2220mg

ペコリーノ・ロマーノDOPは羊乳100%でおろし用は最短8ヶ月、パルミジャーノ・レッジャーノDOPは牛の生乳で最短12ヶ月。産地も熟成も法律で決まっているのに、日本の棚に並ぶ「パルメザンチーズ」にはその縛りがない。乳の種類・熟成の長さ・粒の細かさという3つの軸から、サイト内の全レシピを貫くチーズの使い分けを追う。

食材

イタリアにトマトが着いてから、パスタに乗るまで242年かかった

記録に残る最古のイタリアのトマトは1548年10月31日、フィレンツェ郊外の農園からピサのコジモ1世へ届いた籠。パスタとトマトソースが同じ皿に載った最初の記録は1790年。マルコ・ポーロの麺は1929年にアメリカの業界誌が作った話で、サンマルツァーノは2011年時点で米国市場の推定95%が非正規品。トマトという素材を、出典の残っている事実だけで縦に貫く。

食材

ペコリーノは塊で買う:使う直前におろす理由

ペコリーノ・ロマーノDOPは香りの揮発を避けるため塊で買うのが基本、というのが編集部の見立てだ。アマトリチャーナで確認できた中で最も多い麺100gあたり20gという使用量や、保存とDOP表示の見分け方までまとめた。

横断比較

おろしチーズは17gから50g:ローマ3皿を貫く3つの軸

カチョエペペのおろしチーズは麺100gあたり17gから50gまで、流派で3倍近く違う(ファビオ版はこれとは別にクリームチーズ50gを加えるため総量では最多)。カルボナーラ・アマトリチャーナと材料は別物でも、チーズの量・豚の脂・乳化の起点という同じ3軸で分岐しているだけだ。

道具

約65℃で止める:スケールと温度計の話

麺を目分量で計ると1人前あたり数g〜十数gぶれる(編集部の目安)。卵液は約65℃(ファビオの指定値)を超えて上げすぎると分離してスクランブルエッグに近づく。この2つの数値を家庭で再現するための、スケールと温度計の選び方。

道具

茹で汁を運ぶか、運ばないか:トングとパスタサーバー

麺を鍋からフライパンへ移す道具は2択。茹で汁をどれだけ連れてくるかで仕上がりが変わる、というのは編集部の見立てで、出典で検証された関係ではない。リュウジのように茹で汁を大さじ2と別に計量する流派では、道具の違いは小さいと考えられる。

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