日本 · No.27 / 103
和風キノコのスパゲッティー
Wafu Kinoko Pasta (Japanese-style Mushroom Pasta), 4 ways
醤油・めんつゆ・だしなどの和風調味料ときのこを合わせる、日本独自の「和風スパゲッティ」ジャンルの一皿。単一の元祖レシピは確認できず、きのこの種類・下処理・和風調味料の選び方(醤油/めんつゆ/白だし/だし醤油+塩昆布など)と、ベーコンの有無で流派が分かれる。
作り手のレシピから選ぶ
各カードは元動画またはレシピ記事へつながります。流派をそのままビルダーに入れることもできます
10軸で横断比較
数値は各動画・レシピ記事の表現をそのまま転記
| AXIS | リュウジ | コウケンテツ | 森シェフ | だれウマ |
|---|---|---|---|---|
| 麺・分量・茹で | 100g・太さ記載なし・専用の茹で鍋を使わずフライパンの煮汁で標準時間通り煮る | スパゲティーニ160g/2人分・湯1.5L塩大さじ1・表示−1分(太さは記載なし) | 1.6mm 100g・塩1%・表示−1分 | 100g・1.6〜1.8mm・煮汁でそのまま仕上げ茹で |
| きのこの種類・分量 | しめじ40g・舞茸40g・エリンギ40g(合わせて120g) | しめじ1パック・まいたけ1パック | 椎茸3個・しめじ1/2パック | しめじ1袋・舞茸1株・椎茸3個(必ず3種類使用) |
| きのこの下処理・切り方 | 塩小さじ1/3を振って揉み混ぜ10分置く。エリンギは輪切り、舞茸としめじは手で裂く | 包丁を使わず手で繊維に沿ってちぎる | 椎茸は石づきを縦半分に切り、かさは5mm幅の薄切り。しめじは根元を落としてほぐす | 石づきを落とし手でちぎる。水洗いせず濡れた紙で拭く |
| きのこの焼き方・火加減 | 弱火のフライパンでにんにく→ベーコン、きのこを加えてからは中火 | にんにくは弱火3〜4分で香りを出して取り出し、きのこは強火で焼き色がつくまで焼く | にんにく→鷹の爪→ベーコンの順に弱火、きのこはしなびるまで弱火 | ベーコン・にんにくと共に焼き色がつくまで炒める(火加減は書き起こし=中火、連載記事=弱火でじっくり、と食い違う) |
| ベーコン・肉の有無 | ベーコン35g(千切り) | なし(ベーコン等は使わない) | ベーコン4枚(1cm幅) | 厚切りベーコン60g(1cm幅短冊切り) |
| にんにく・香味野菜 | にんにく2片(6g)・つぶして芯を取りみじん切り | にんにく1かけ(ヘラで潰し芽を取り手で割く。炒めて一度取り出し、あとで戻す) | にんにく1/2片(みじん切り)+鷹の爪1本 | にんにく1片(みじん切り) |
| 和風調味料の選択 | 醤油小さじ2・砂糖小さじ1/2・昆布茶小さじ1・日本酒50cc | しょうゆ大さじ1/2(きのこ用)+大さじ1/2(仕上げ用) | だし醤油小さじ1/2・ほんだし小さじ1/2 | めんつゆ(2倍濃縮)大さじ1/2・塩昆布5g・料理酒大さじ2 |
| 油脂の使い方 | 油大さじ1(炒め用。書き起こしはサラダ油、オリーブ油や米油でも可と明記)+バター10g(仕上げ) | オリーブオイル大さじ2+バター10〜20g | オリーブオイル適量+バター5g | オリーブオイル大さじ1+有塩バター10g |
| 仕上げ・薬味 | 小ネギ | 青じその細切り・粗びき胡椒 | 大葉5枚の千切り | 記載なし |
| 調理時間 | 約15分 | 20分(2人分) | 35分 | 30分 |
| 出典の確認 | 出典確認済 | 一部未確認 | 一部未確認 | 一部未確認 |
リュウジ フライパン一つ、水と日本酒の煮汁で麺ごと仕上げる一体型
- 麺・分量・茹で
- 100g・太さ記載なし・専用の茹で鍋を使わずフライパンの煮汁で標準時間通り煮る
- きのこの種類・分量
- しめじ40g・舞茸40g・エリンギ40g(合わせて120g)
- きのこの下処理・切り方
- 塩小さじ1/3を振って揉み混ぜ10分置く。エリンギは輪切り、舞茸としめじは手で裂く
- きのこの焼き方・火加減
- 弱火のフライパンでにんにく→ベーコン、きのこを加えてからは中火
- ベーコン・肉の有無
- ベーコン35g(千切り)
- にんにく・香味野菜
- にんにく2片(6g)・つぶして芯を取りみじん切り
- 和風調味料の選択
- 醤油小さじ2・砂糖小さじ1/2・昆布茶小さじ1・日本酒50cc
- 油脂の使い方
- 油大さじ1(炒め用。書き起こしはサラダ油、オリーブ油や米油でも可と明記)+バター10g(仕上げ)
- 仕上げ・薬味
- 小ネギ
- 調理時間
- 約15分
- 出典
- 出典確認済
コウケンテツ きのこは手でちぎって強火で焼き、醤油を2段階に分ける
- 麺・分量・茹で
- スパゲティーニ160g/2人分・湯1.5L塩大さじ1・表示−1分(太さは記載なし)
- きのこの種類・分量
- しめじ1パック・まいたけ1パック
- きのこの下処理・切り方
- 包丁を使わず手で繊維に沿ってちぎる
- きのこの焼き方・火加減
- にんにくは弱火3〜4分で香りを出して取り出し、きのこは強火で焼き色がつくまで焼く
- ベーコン・肉の有無
- なし(ベーコン等は使わない)
- にんにく・香味野菜
- にんにく1かけ(ヘラで潰し芽を取り手で割く。炒めて一度取り出し、あとで戻す)
- 和風調味料の選択
- しょうゆ大さじ1/2(きのこ用)+大さじ1/2(仕上げ用)
- 油脂の使い方
- オリーブオイル大さじ2+バター10〜20g
- 仕上げ・薬味
- 青じその細切り・粗びき胡椒
- 調理時間
- 20分(2人分)
- 出典
- 一部未確認
森シェフ にんにく・鷹の爪をオイルでじっくり、だし醤油は鍋肌から焦がす
- 麺・分量・茹で
- 1.6mm 100g・塩1%・表示−1分
- きのこの種類・分量
- 椎茸3個・しめじ1/2パック
- きのこの下処理・切り方
- 椎茸は石づきを縦半分に切り、かさは5mm幅の薄切り。しめじは根元を落としてほぐす
- きのこの焼き方・火加減
- にんにく→鷹の爪→ベーコンの順に弱火、きのこはしなびるまで弱火
- ベーコン・肉の有無
- ベーコン4枚(1cm幅)
- にんにく・香味野菜
- にんにく1/2片(みじん切り)+鷹の爪1本
- 和風調味料の選択
- だし醤油小さじ1/2・ほんだし小さじ1/2
- 油脂の使い方
- オリーブオイル適量+バター5g
- 仕上げ・薬味
- 大葉5枚の千切り
- 調理時間
- 35分
- 出典
- 一部未確認
だれウマ きのこ3種を焼き色まで、水+塩昆布の煮汁でパスタを煮る
- 麺・分量・茹で
- 100g・1.6〜1.8mm・煮汁でそのまま仕上げ茹で
- きのこの種類・分量
- しめじ1袋・舞茸1株・椎茸3個(必ず3種類使用)
- きのこの下処理・切り方
- 石づきを落とし手でちぎる。水洗いせず濡れた紙で拭く
- きのこの焼き方・火加減
- ベーコン・にんにくと共に焼き色がつくまで炒める(火加減は書き起こし=中火、連載記事=弱火でじっくり、と食い違う)
- ベーコン・肉の有無
- 厚切りベーコン60g(1cm幅短冊切り)
- にんにく・香味野菜
- にんにく1片(みじん切り)
- 和風調味料の選択
- めんつゆ(2倍濃縮)大さじ1/2・塩昆布5g・料理酒大さじ2
- 油脂の使い方
- オリーブオイル大さじ1+有塩バター10g
- 仕上げ・薬味
- 記載なし
- 調理時間
- 30分
- 出典
- 一部未確認
工程を組み替えてみる(任意)
URLに選択が残るので、そのまま共有できます
流派マップ:どこで温度を作るか
和風キノコのスパゲッティーの分岐点は乳化と加熱の方式
直火で和える
フライパンを火にかけたまま手で温度を作る。速いが、手の感覚が要る。
- 該当する流派なし
間接熱で温度管理
湯煎・蒸気・二重鍋・ハンドミキサー。再現性が高い代わりに一手間。
- 該当する流派なし
火を止めて余熱で
火を切ってから、あるいはボウルで麺の熱だけで乳化させる。失敗しにくい。
この皿で使う道具と食材
調理に使う道具と、この皿に合う食材の購入候補です。
和風キノコのスパゲッティーの蘊蓄
バターは油ではない。80%が乳脂肪、16%までが水、残り2%の乳固形分が150℃で焦げる。この三つの数字が、北イタリアの鍋の中身と、ローマで生まれてアメリカで作り替えられた一皿と、日本の喫茶店のケチャップ麺までを一本の線でつないでいる。
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にんにくの香りは、にんにくの中には入っていません。切って壊して初めて生まれ、数分で山を越え、湯の中では1%以下まで消えます。切り方・待ち時間・火入れ・産地呼称・保存の危険まで、蘊蓄をひととおり。
しめじ、舞茸、エリンギを重ねず焼き、塩を入れる時点と麺を合わせる順番で、きのこパスタを水っぽくしない方法を整理します。
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